2020年3月14日現在 COVIT-19 イタリアの状況まとめ
イタリアでこれほどコロナウィルスの感染が広がってしまったのか?昨年12月、今年1月は大変なことだけれど遠い中国のこと、だったけれど1月末に中国人観光客2人の要請が確認されたけれどしっかり隔離したと聞いて一安心していたのですが、、、
いよいよ北イタリアが怪しくなってきてからは在ミラノ総領事館からメールで情報が届いています。(以下の小さな文字はメールから抜粋しています。)
2月27日、北イタリアで新型
ちょうどカルニバーレ休暇が2月26日までで、追加で27日28日休校措置となり2月24日の最終週はすべてお休みになった。私たちの住むピエモンテ州はまだ感染者3名なので3月2日からは通常通りに戻るかとまだ期待していた。
2月29日現在,ロンバルディア州等を中心とする北イタリアで
感染者が爆発的に増えているな、という印象。休校も微妙に延長。ピエモンテ州はまだ感染者が少ないが、遅かれ早かれだろうという胸騒ぎ。
3月2日、ロンバルディア州,ヴェネト州及びエミリア=ロマーニャ州及び
3月1日,首相府令により以下の措置が決定
(1)ロンバルディア州及びヴェネト州の11の自治体( Codogno, Castiglione d’Adda, Casalpusterlengo,Fombio, Maleo, Somaglia, Bertonico, Terranova dei Passerini, Castelgerundo, San Fiorano,Vo’ )については,引き続きこれらの自治体への出入が禁止されるとと
(2)ロンバルディア州,ヴェネト州,エミリア=ロマーニャ州,
(3)ロンバルディア州ベルガモ県,ローディ県,クレモナ県及び
(4)ピエモンテ州での休校措置は,3月2日(火)までの予定(延長される場合は3月2日(火)に決定)
在ミラノ日本総領事館の方にはこういった情報を逐次入れてくださり本当に感謝している。
毎日
という情報が特に助かった。
3月4日、ロンバルディア州,ヴェネト州,エミリア=ロマ
累積感染者数は2,502人。うち入院治療1,034人,集中治
3月4日夕,コンテ首相はアッゾリーナ教育相と記者会見を行い,
学校の休校が延長になった。2月29日の感染者の発表から4-5日で倍以上増えた。この日にママ友の病院の急患で看護師をしている友人と会い、彼女から私たちの街の小児科医がコロナに罹っていたことを聞いた。その小児科医は15日前に中国から来た男の子を診察したこと(高熱、激しい咳)を聞き、これはもう中国人や中国に過去数か月のうちに滞在した人だけに気を付けるレベルではない、つまり私たちのすぐ近くのだれでも罹患している恐れがある、という認識で一致しました。コロナ対策の最前線で働くことになりそうな彼女は正直言って怖い、と言っていました。実際に今彼女は病院に寝泊まりして医療活動しています。コロナ患者と接したものは15日間病院から出ない対策が取られているそうです。息子の学校のお友達のお母さんなのでほんとうに医療従事者の方たちには感謝の気持ちでいっぱいです。
3月8日未明,イタリア政府は新たな首相令を発出し,ロンバル
首相令テキスト
http://www.governo.it/sites/ne
首相府HP報道発表
http://www.governo.it/it/artic
対策の有効期間は,3月8日から4月3日で,対象地
・ロンバルディア州全体
・エミリア=ロマーニャ州(5県):モデナ県,パルマ県,ピアチ
・ヴェネト州(3県):べネチア県,パドヴァ県,トレヴィーゾ県
ピエモンテ州(5県):アレッサンドリア県,アスティ県, ノヴァーラ県,ヴェルヴァーノ・クシオ・オッソーラ県,ヴェルチ
・マルケ州(1県):ペーザロ=ウルビーノ県
この時点で山にスキーに行くことはできなくなりました。こんな状況の時になんですが、唯一のリフレッシュできる手段だったのですが、このときから少しずつ、あれもできないこれもできないと閉塞感を感じるようになりました。
3月9日夜,イタリア政府は新たな首相令を定め,移動制限,学
この時点まではまだお店も半分以上は日中開いていました。
3月11日21:40からコンテ首相は記者会見を行い,新型コロナ
食料品,生活必需品の販売店や薬局及びスーパーマーケットを除く
対人距離1メートルの確保ができない理美容院,美容エステ店,食
企業内の生産部門に必須でない部門は活動中止する。感染を避ける
公共交通機関,公益に資するサービス,銀行・郵便・金融・保険サ
我々の移動は,仕事上,健康上あるいは買い物といった必要な理由
この日までオープンエアのテニス施設などは営業を続けていました。夫も翌日のテニスには行く予定でしたがすべてキャンセル。私は2件病院の予約があったのですが一件は病院側から、もう一件は自分でいったんキャンセルしました。
ワンコがいるので一日3回外にでますが、街は閑散としています。イタリア人はマスクはめったにしない、している人はその人が病気の人(予防としてはしない)という認識だったのですがさすがにほとんどの人がマスクしています。
3月12日夜,デ・ミケーリ・インフラ運輸相は,航空サービス
3月13日夜の報道では感染者数は15,000人近くだった。夫も今週は自宅からテレワークしている。このまま何とか事態が収束してくれるといいが。
個人としてできることは、怖い怖いと不必要に恐れることなく、睡眠、食事、適度な運動を心がけて耐性をつけるとともに手洗いなどの基本の衛生管理に注意するように心がけよう。