身銭を切れ、タレブの言いたいこと
この本は難しかったー。今でもときどき反芻しています。勝間和代氏のサポートメールの中で「リスクを肌身にさらせ、感じろ」という意味ではというコメントがあり、その時はほほーくらい。わからん、わからん。
2日前の夜に小学4年の息子が熱をだしました。昨日は38度くらいだったのですが、今日はすっかり治っています。熱が出た一因がサッカー教室で寒かったから。最初の40分はフィールドで動いていたのですが残りの20分でゴールキーパーになりその時に寒かったそうなのです。なぜ、上着を着なかったのか?と腹立たしかったのですが「これって息子が身銭を切ったのか?」「寒かったのに上着を着なかった」というつけが「熱を出す」。ま、リスクを感じろって大げさなことではなく、単につけが回ってきただけなんですけどね。いつもなら「なんで上着を着なかったの~~。自分の上着がなかったらだれかに借りてもよかったし、いろいろ方法あったでしょうに~~」とあれこれ小言を言っていました。しかし、今回は「身銭~」が頭にあって、「机上の空論ではなく、リスクを背負い、良い結果と悪い結果のどちらに対しても報いを受けないと真の知識にはならない」ということで、この程度の身銭はどんどん切ってもらって(リスクとるほどの価値がある行動ではないんですが)、感じてもらわないとわからないか、とおおらかに考えられるようになりました。これはアドラーの自分の課題と相手の課題の分離にも通じるなとふと思ったのです。そう思うと私としてもイライラしなくて済みました。
今日は元気なので「遊ぼ~」攻撃が頻繁に来るのですが、決まったTV時間が終われば自分の好きなことをしていてもらいます。私も在宅なので家に一緒にいることはできるけれど仕事もしなくてはいけない。
「明日、学校行ってもいいけど体育が見学になるとつまらないね」と私が言うと
「家にいてもつまらないじゃん」と答えたのでしめしめと思ったのでした。
今日も一日ありがとうございます♪