幸せ道

これでよしっ思える日々を目指して

コロナ渦中で友人夫婦の結婚届も挙式もハネムーンも白紙

 

 

 

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 イタリアでは3月16日現在、COVIT-19感染者数23,073人(内完治2,749人、死亡2,158人)です。

お友達のママ友が急患で看護師をしています。3月の第一週にそのママ友に会った日に前日、私たちの街の小児科医がコロナに感染したというニュースの話をしました。その患者がいよいよ彼女の病院に移動されてくる、いよいよ自分の病院でもコロナの患者を扱うようになる、非常に怖い、と話していました。また、もし患者をみたら、15日間は病院の外に出られない、ということも話していました。そして彼女の病院での勤務が始まりました。家に帰れないと聞いていたので心配で、何回かメッセージを送りました。大変なんてもんじゃない非常事態だ。一番悲しいのは子供たちに会えないこと、家族との普通の生活に早く戻りたい、、、という言葉に同じ年の子供を持つ私の心を打ちました。本当にこうなってみると普通の家族との生活がかけがえのないものに思えます。イタ夫と喧嘩ばっかりしていちゃいけません。

 

そしてそのママ友は本当は今日結婚式を挙げて、3月末には南の島に家族でハネムーンに行く予定だったのです。10歳の息子さんがいるけど今まで正式に結婚はしていなかったんだそう。なんで結婚しようと思ったの?って旦那さんに聞いても「彼女が亡くなったときに遺産が相続できるだろ~」と冗談しかいってくれなくてほんとのことはわかりません。ママ友のほうは、「何も変わらないと思っていたけど、式が近づいてきたらワクワクしてきたわ」なんて12月には言っていたのに。すべてがいったん白紙。わたしが挙式の日にちを覚えていて「そうはいってもおめでとう」とメッセージを送ったら

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末永くお幸せに

こんな写真が送られてきました。家でお祝いしたんですね。コロナ渦中で2人だけの 結婚式、忘れられない結婚式。

それでも私たちの生活は続きます。

 

今日も一日ありがとうございました♪